運動と食事の改善を組み合わせることで、脂肪を減らすことができます。Image Credit:Luis Alvarez/DigitalVision/GettyImages
お腹の脂肪は内臓脂肪とも呼ばれ、内臓を取り囲む皮下脂肪よりも少し早く落ちます。 内臓脂肪が減ると、洋服が似合うようになるだけでなく、血糖値や脂質レベルも改善され、健康にも良いのです。
お腹の脂肪を減らす
2008年1月にInternational Journal of Obesityに掲載されたレビュー研究によると、内臓脂肪は皮下脂肪よりも代謝が活発である可能性があります。 減量のために摂取カロリーを減らした当初は、肝臓に近いため、体はお腹の脂肪をエネルギー源として利用するかもしれない、と2009年の論文の著者は述べています。 しかし、減量を続けると、体の他の部位に蓄えられている皮下脂肪をエネルギー源として利用するようになるため、お腹の脂肪の減少は遅くなります。
食事療法と運動
お腹の脂肪を減らすには、食事と運動の組み合わせが最も効果的です。 2005年3月にThe Journal of Clinical Endocrinology and Metabolismに掲載された研究では、2型糖尿病の閉経後女性グループ(この研究で使用された言葉)を対象に、内臓脂肪の減少に対する運動と食事の効果を調査しました。 この研究では、カロリーをコントロールした食事に、早歩きやジョギングなどの有酸素運動を加えると、参加者の内臓脂肪が13%減少したのに対し、食事療法のみでは7.5%減少したことがわかりました。 減量や運動プログラムを始める前に、医師に相談してください。