工場で加工されたリプトン緑茶。Image Credit:fatchoi/iStock/Getty Images
リプトン・ティーは1893年、トーマス・J・リプトンがニュージャージー州ホーボーケンに紅茶のパッキング会社を開いたときからある。リプトンのティーバッグを長年製造した後、同社はボトル入りのアイス緑茶を製品ミックスに加えた。
リプトンのボトル入り緑茶が体にいいのかどうか、疑問に思うかもしれない。一見、緑茶だから健康にいいに違いないと思うかもしれないが、リプトン・グリーンティーの成分表を読めば、炭酸飲料と変わらないことがわかるだろう。
リプトン緑茶の成分
リプトン・グリーンティー・シトラスは20液量オンス入り。成分表にはこうある:水、果糖ぶどう糖液糖、クエン酸、緑茶、ヘキサメタリン酸ナトリウム、アスコルビン酸(風味保護)、蜂蜜、天然香料、リン酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウム(鮮度保持)、EDTA二ナトリウムカルシウム(風味保護)、カラメル色素、黄5、青1。
20オンスのボトル1本が2.5人分であることに留意。1食あたり80キロカロリー、1本あたり200キロカロリーで、1食あたり21グラム、1本あたりなんと52.5グラムの砂糖が含まれている。これは、1本あたりティースプーン11杯分以上の砂糖に相当する。
果糖ぶどう糖液糖
リプトン・グリーン・ティーには砂糖とカロリーがたっぷり含まれているだけでなく、果糖ぶどう糖液糖が2番目の原材料として使われている。高フルクトース・コーン・シロップを摂取すると、肝臓で素早く吸収され、脂肪に変換される。体はそれを食べ物として認識しないので、摂取した後もお腹が空くことはあっても、より空腹になることはない。
甘味のためのアスパルテーム
リプトン・ダイエット・グリーンティー・シトラスも20オンス入りだが、カロリーはゼロ。原材料は基本的に同じだが、果糖ぶどう糖液糖やハチミツではなく、アスパルテームが使われている。
食品医薬品局(FDA)によると、アスパルテームにはカロリーがあるが、非常に甘いので、通常の砂糖に比べて、効果を発揮するのに必要な量がかなり少ないという。
緑茶に含まれる抗酸化物質
抗酸化物質は、リプトン緑茶の潜在的な効能の一つである。Journal of Pharmaceutical Sciences and Research』誌が2013年に発表した論文*によると、緑茶には抗酸化作用があり、慢性疾患や炎症状態のリスクを軽減するのに役立つという。
工場で加工されたリプトン緑茶。Image Credit:fatchoi/iStock/Getty Images
リプトン・ティーは1893年、トーマス・J・リプトンがニュージャージー州ホーボーケンに紅茶のパッキング会社を開いたときからある。リプトンのティーバッグを長年製造した後、同社はボトル入りのアイス緑茶を製品ミックスに加えた。
リプトンのボトル入り緑茶が体にいいのかどうか、疑問に思うかもしれない。一見、緑茶だから健康にいいに違いないと思うかもしれないが、リプトン・グリーンティーの成分表を読めば、炭酸飲料と変わらないことがわかるだろう。