キュウリを切る女性。Image Credit:ladi59/iStock/Getty Images
痛風は、血液中の尿酸が過剰になり、関節に痛みを伴う尿酸結晶が蓄積することで起こります。 尿酸は、多くの食品に含まれるプリン体と呼ばれる物質の分解から生まれます。 そのため、痛風の治療の一環とし て、プリン体の少ない食事を心がけ、水を たくさん飲むことが大切です。 きゅうりはプリン体が少なく、水分が多いので、痛風対策に重要な役割を果たす可能性があります。
キュウリとプリン体
キュウリはプリン体の含有量が非常に少なく、100グラム中7.3ミリグラムしか含まれていません。 それに比べ、高プリン体食品は100グラム中に200ミリグラム以上のプリン体を含んでいます。例えば、アンチョビ100グラム中には411ミリグラムのプリン体が含まれています。 そのため、きゅうりは低プリン体で痛風予防の食事に最適です。
水分
水分は体内の尿酸を洗い流す働きがあります。 そのため、水をたくさん飲むことで、痛風の症状を引き起こす尿酸の蓄積を防ぐことができます。 キュウリは重量の95%以上が水分なので、1日の水分摂取量を大幅に増やすことができます。