スキレットで揚げたヒラメは、水分が多く低脂肪の魚である。Image Credit:NRuedisueli/iStock/GettyImages
ヒラメはアメリカ各地の海水域の底に生息する大型の平たい魚である。白身魚の一種で、脂肪はほとんど含まず、炭水化物もない。その代わり、ヒラメは比較的タンパク質が豊富で、有益なミネラルも含んでいる。
8オンス(約1.5キロ)の魚はかなり量が多いが、この量では栄養価はかなり低い。カレイには80%以上の水分が含まれており、全体的な栄養価は低い。
カレイ1人前(8オンス)には以下が含まれる:
- 183カロリー
- 脂肪5グラム
- タンパク質32グラム
- 炭水化物0グラム
カロリー
USDA栄養データベースによると、調理したカレイ1枚(8オンス)のカロリーは183キロカロリー。これは、1食あたりのエネルギーが比較的低い食品ということになる。
平均的な175キログラムの中等度の活動的な人が1日に必要とするカロリーは約2,800キロカロリーで、平均的な125キログラムの人が必要とするカロリーは2,000キロカロリーである。8オンスのカレイ1人前は、平均的な人の1日の摂取カロリーの6.5~9%を占めるにすぎない。
タンパク質
水分を除けば、タンパク質はカレイに最も多く含まれる物質である。8オンスで32グラム以上のタンパク質が摂取できる。カレイのタンパク質は「完全」と分類され、9種類の必須アミノ酸をすべて含み、中でもロイシンとリジンが最も多く含まれている。
脂肪
カレイは非常に脂肪分の少ないタンパク源でもある。脂肪は8オンスあたり5グラムで、2パーセント以下である。米国心臓協会によると、このうち心臓の健康に良くないとされる飽和脂肪酸はわずか1.2グラムである。
ビタミンとミネラル
カレイには様々なミネラルやビタミンが含まれているが、その多くは微量である。ビタミンCは含まれておらず、カルシウムと鉄も少ない。しかし、カレイの中には、8オンスあたり771ミリグラムという、かなり高濃度のナトリウムを含むものもある。
これは1日の推奨上限量2,300ミリグラムのほぼ3分の1にあたる。カレイを使った料理でビタミンC、鉄分、カルシウムを増やすには、低脂肪のクリームソースとほうれん草を添えるとよい。乳製品と濃い緑色の野菜を加えることで、カルシウム、鉄分、ビタミンCが増える。
オメガ3脂肪酸
スキレットで揚げたヒラメは、水分が多く低脂肪の魚である。Image Credit:NRuedisueli/iStock/GettyImages
ヒラメはアメリカ各地の海水域の底に生息する大型の平たい魚である。白身魚の一種で、脂肪はほとんど含まず、炭水化物もない。その代わり、ヒラメは比較的タンパク質が豊富で、有益なミネラルも含んでいる。