ダイナミックな腕のストレッチは、関節への血流を増加させ、より強く安全なワークアウトのために筋肉を温めますImage Credit:ninikas/iStock/GettyImages
筋肉が冷えている状態でトレーニングに臨むと、怪我をするのは目に見えています。
腕のダイナミックストレッチは、上半身のトレーニングでも、テニスやゴルフの準備運動でも、筋肉の可動性を高め、運動の準備をするのに最適な方法です。 さらに、カリフォルニア在住の理学療法士、ジェレーム・シューマッハ(Jereme Schumacher, DPT)によると、このストレッチは、この先何度でも怪我をしない体作りに役立つそうです。
より強く、より安全な腕のために、以下の腕のダイナミックストレッチでウォームアップしましょう。
動き1:アームサークル
スキルレベル 全レベル体の部位 腕と肩
- 両腕を肩の高さで横に伸ばします。
- 両手を肩の高さまで伸ばし、空中に小さな円を描きます。 小さな円から始め、回転するたびに大きくしていき、腕が各方向にできるだけ動くようにします。
- 約30秒後、方向を入れ替えます。
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動き2:シザー・ストレッチ
スキルレベル 全レベル体の部位 腕と肩
- 両腕を肩の高さで横に伸ばします。
- 肘を伸ばしたまま、両腕を胸の前でまっすぐ動かします。 左腕を右腕の上で交差させます。
- 両腕をできるだけ肩の後ろに回します。
- 同じ動作を繰り返し、右腕を左腕の上で交差させます。
- 1回ごとに上の腕を入れ替えながら、前後に交互に動かします。
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このダイナミックなアームストレッチは、三角筋前部、大胸筋、背中上部、上腕二頭筋、上腕三頭筋の緊張を和らげます。 どの動きもラケットを振るようなイメージです。
ムーブ3:オーバーヘッド・ダイナミック・トライセップス・ストレッチ
スキルレベル 全レベル体の部位 腕と肩
- 左腕を頭の上にまっすぐ上げ、肘を曲げて手のひらを背中に下ろします。
- 右手を上げた肘の近くに置き、そっと体の方に引き寄せます。
- 一時停止し、手を放して腕をまっすぐ頭上に戻します。
- この動作を繰り返し、左右を入れ替えます。
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動き4:ダイナミック クロス ボディ ショルダー ストレッチ
スキルレベル 全レベル体の部位 腕と肩
- 左腕を肩の高さまで上げ、体を横切るように右肩の方へ持っていきます。
- 左腕を肘に引っ掛け、右腕を胸に軽く引き寄せます。
- ポーズをとり、手を放して腕を横に伸ばし、繰り返します。
- すべての回数を終えたら、左右を入れ替えます。
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手首の屈伸ドリル
スキルレベル すべてのレベル身体の部位 腕
- 左腕を肩の高さにまっすぐ伸ばし、手のひらを上に向けます。
- もう片方の手で指を引き、前腕がやさしく伸びるのを感じます。
- ポーズをとり、手のひらを前腕のほうに上げ、指を軽く手前に引きます。
- 左右交互に行います。
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動作6:フォワード・オーバーヘッド・スイング
スキルレベル 全レベル体の部位 腕と肩
- 両手を横に、足を肩幅程度に開いて立ちます。
- 両腕をオーバーヘッドに振りながら、左足を一歩前に出します。
- 後ろに下がりながら腕を振り下ろします。
- もう片方の足も同じように前に出します。
- 前後に交互に行います。
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コツ
前に踏み出すときにお尻を前に出し、腕を頭上に振り上げることをお勧めします。 こうすることで、腕と腹部のストレッチ効果が高まります。
動作7:ラテラル・オーバーヘッド・リーチ
スキルレベル 全レベル体の部位 腕、肩、腹筋
- 足を肩幅程度に開き、両腕を横に置いて立ちます。
- 左足を右足の上に交差させながら、一歩前に出ます。
- 右腕を頭上に伸ばし、上半身を左側に伸ばします。
- スタートポジションに戻りながら腕を下ろします。
- 反対側も同様に行います。
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コツ
「このストレッチを体幹の側面で感じられるはずです。頭上から遠くに手を伸ばすことで、ストレッチの強度を上げることができます」とシューマッハ。
追加取材:ボジャナ・ガリッチ
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